2010年12月31日金曜日

王立劇場のニューイヤーコンサート

写真:おすまし。。。(撮影:カニサレス)

昨日からのハードスケジュールにもめげず、カニサレス&グループは夕方から楽屋入り。テレビ撮影の為に化粧が施され、準備万端整いました。今日は、スペイン各界の著名人が観客席に招待されていて、さらにヨーロッパ各国に生中継されるという、私の方がちょっと緊張してしまうガラ・コンサートです。私も負けじとおめかし(笑)。


写真:楽屋で記念撮影

楽屋で出番を待つカニサレスと記念撮影。あと10分程で出演です。

写真:カニサレス・セクステット

そして、いよいよ出演時間。1時間強の番組に、大勢のスペイントップアーティストが出演するため、それぞれの持ち時間も短く、今回は1曲のみの演奏。カニサレスの不朽の名作『Lluvia de Cometas(彗星の雨)』をセクステットのメンバーで演奏。演奏が終わると同時に満席の劇場から、唸るような大喝采が!うわ〜。気持ちいい!

これが、バックステージの様子を私が撮影したビデオ。本番前の緊張感が伝わってきます。







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2010年12月30日木曜日

ラウラ・デル・ソルとの出会い

写真:ラウラ・デル・ソルさんと、マドリードの王立劇場前にて

ラウラ・デル・ソルさんは、私がまだ日本にいる頃に見たカルロス・サウラの『カルメン』にアントニオ・ガデスと共に出演していた女優でダンサー。憧れの人でした。

今年の王立劇場のニューイヤーコンサートにカニサレスが出演することになり、大喜びをしていた矢先、今年の司会者がラウラ・デル・ソルさんらしいという噂を聞いて、密かに楽しみにしていました。

前日までは、会ったら一緒に写真を撮らせてもらうぞ〜!と意気込んでいたものの、リハーサルの当日は朝からかなり忙しいスケジュール。身構える間もなく、運命のその瞬間が訪れました。劇場関係者と舞台袖口で打ち合わせをしていると、奇麗な英語で会話に入って来た人がいてふと振り向くと、なんとラウラ・デル・ソルさんじゃありませんか!こういう時って、とっさに頭が切り替わるもので、スイッチはスペイン語に早変わり。そして、1983年のかの『カルメン』の頃からのファンなのだと熱っぽく語ってしまいました。

ラウラさんはとっても気さくな方で、フランス人とご結婚されてパリにお住まいなこととか、彼との出会いの話など、プライベートな話題を惜しげもなく(?)話して下さいました。私もカニサレスとの出会いの話、今はマネージャーをしていること、スペインに住んで12年になること、等話すと「あなたが噂のカニサレスの奥さんでマネージャーの日本人のフラメンカさんね!」と言ってくれて大感激!

その後は、写真を撮る間もなくリハーサル、ゲネプロと進み、終わったのは深夜11時頃。疲れ果てて劇場の出口に向かうと、なんとラウラさんがそこにたたずんでいるではありませんか!これはチャンス!とすかさずフアンさんにカメラを渡し、念願の記念撮影。明日は頑張りましょうね!TOI, TOI, TOI!と言って別れました。

TOI, TOI, TOIって、ドイツ語でGOOD LUCKみたいな意味で、クラシックの世界では本番直前によく使われてます。フラメンコの世界では使われませんが、スペインでもクラシック世界では浸透しているんだな〜と実感。ラウラさんに出会えた素敵な1日でした。


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2010年12月27日月曜日

ビセンテ・カリージョのギター工房

写真:ビセンテ・カリージョのギター工房にて

2011年5月1日は、カニサレスにとっても、私にとっても特別な日。マドリードの王立劇場で、ベルリンフィルと公演があるのです。演奏するのは、ホアキン・ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』。そのために、ビセンテがカニサレス特製のクラシック・ギターを製作してくれているのです。

今日は、マドリードから約200キロ離れたところにある、ビセンテ・カリージョのギター工房を訪れました。今、そのギター製作の最終段階に入っており、カニサレスと最後の調整をする為です。

このギターは、フラメンコ・ギターの特徴を取入れた、まさに特製のクラシック・ギター。どこがどのように特製なのかは、ビセンテ・カリージョとカニサレスの秘密なので、公開できないのが残念。

あとは、ニスを塗って、年明けには完成するとのこと。
今から楽しみです。


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2010年12月26日日曜日

友人との会食

写真:マドリードのレストランで一夫&英子ファミリーと

5月からマドリードに赴任している一夫&英子ファミリー。
なかなかゆっくりと時間を撮ることができず、もう半年以上経つのに今回が初めてのゆっくりしたお食事。久々にと〜っても楽しい時間を過ごしました。

写真:マドリードの中心地グランビアのクリスマス・ツリー

お食事のあとは、マドリード市内をお散歩。グランビアのクリスマスツリーは、毎年見ているけれど写真を撮るのはこれが初めて。マドリードクリスマスムード一色で盛り上がっています。

写真:夕暮れのアルカラ通り

一夫&英子ファミリーと別れて車でマドリードの街並をドライブ。
ライトアップが美しいシーズンです。



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2010年12月24日金曜日

クリスマス・イブ


今年のクリスマスは、仕事をしながら迎えています。
先々週からカニサレスが取り組んでいる、オランダの映画のサントラの作曲&レコーディングが大詰めを迎えており、今日はマドリードのスタジオで最後のミックスダウンとマスタリング。クリスマスイブのイルミネーションが輝く街を後に、スタジオにこもっています。

夜の9時過ぎ、今日の仕事納め。明日のクリスマスはお休みを頂き、
明後日最終チェックをしていよいよ完成!楽しみです。


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